鳥取が誇る砂場には、砂場目当てじゃなくても訪れたい時がある。
―鳥取市(因幡国)
普段であれば、鳥取砂丘を訪れる目的が話題になる事はない。しかしとある期間に限っては、そうでもない事がある。
鳥取砂丘イリュージョンがある季節の事だ。毎年12月の中旬から下旬まで開催されるそれは、暇を持て余す田舎の人間(特に青少年)にとってはうってつけのイベントでもあるからか、多くの人で賑わう。
そんな場所を、今回は訪れる事にした。一番の理由は、愛用のカメラでどこまで綺麗に撮れるか試したかったからである。まあ実際には後輩とのデートっぽい感じになったのだが。
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クリスマスの特別企画が、
以前話題にした砂の美術館で行われるというので、先ずはそれを見に行く。3Dプロジェクションマッピングというものだったのだが、想像を遥かに上回る出来栄えで上映が終わるまで見入ってしまった。まだ見た事がない人には、一見の価値があるという事を伝えておく。
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そして肝心のイリュージョンだが、3年前に訪れた時より更に豪華になっていた。オブジェの形状や配置も毎回少しずつ異なる様で、友人や恋人との思い出作りを目的に訪れるのであれば、十分楽しめるレベルにあると言えるだろう。
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今回の滞在時間は、砂の美術館と合わせてたったの4時間程だった。しかし、1年が終わろうとする時期に見るイルミネーションにはどこか、感傷的な気分に浸らせる魔力があるのかも知れない。今年最後のイベントは、そう感じさせられる様な雰囲気を味わえるものだった。
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