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旅暦『まほろば』

―森を駆け、遺跡を求めて道を歩み、海を訪ねては潜る。尋ねる先は、日出ずる国。

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金沢紀行2

※今回の最高の一枚
 北陸の旅3日目、午前中は金沢城を再訪した。
 
―金沢市(加賀国)
 
 兼六園前のバス停で下車し、①百間掘跡の全容を把握する事が出来る石川橋を渉って9時少し前に金沢城を訪れると、既に時間帯の割には観光客が訪れていた。

②石川門を潜り何処から進もうか思案しふと案内標識に目を遣ると、その日は石川門や三十間櫓、鶴丸倉庫の内部を公開する事が分かった。石川門には人の列が出来ていた為、開園して間も無くまた知名度も低く人が少ないであろう三十間長屋から先に訪れる事にした。二の丸広場から見える③橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓のその壮大さはやはり圧巻の一言に尽きる。戦後の木造建築物としては日本最大級を誇るそうだが、流石は加賀百万石の府城と言った所だろうか。

そしてその後④三十間長屋や現存する倉庫としては日本最大の規模を誇る⑤鶴丸倉庫等、恐らく城好きでなければ興味を示さない様なものを堪能した後、観光客で賑わっていた石川門の内部へと入った。やはり往時の姿の儘現存している木造建築物には独特の雰囲気が有る。それはとても心地良いものだ。

勿論橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓だけではなく他の復元された建物も中々立派なもので、河北門は嘗て大手口側に在った三の丸へと向かう為の重要な門とだけあってその規模は石川門にも勝らずとも劣らないものである。18世紀頃の大火後は再建されなかったそうだが、ニラミ櫓台には石川櫓の様な二重の櫓が聳え立っていたと云うのだから、いやはや何処までも荘厳の一言に尽きる城である。
 

①百間掘通り(百間堀跡)

②石川門 石川櫓と一の門

③橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓

④三十間長屋

⑤鶴丸倉庫

⑥河北門 二の門

⑦河北門 一の門とニラミ櫓台

 
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 河北門を潜り北へと向かい大手門跡や黒門跡を写真に収め、さてこれから東山ひがしに行ったら富山にでも行ってみようかと思っていると、黒門跡の近くに⑧何やら古そうな建物が在った。後日調べて知った事だが、ここに住んでいた高峰譲吉という人はあのアドレナリンの発見者らしく、そんな人が居た事に驚かされた。
 

⑧旧高峰家

 
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 そして東山ひがしへ到着した。兼六園の売店で店員さんに尋ねた所ここが一番良いとの事だったが、確かに風情が有って気分が良い。京都程の規模は無いが、それでも観るだけでも楽しい。メインストリートである⑩二番丁を抜けると金沢五社の内の一社である⑪宇多須神社という神社を訪れた。ここは高皇産霊神を祀っている他、藩祖前田利家も祀っている由緒正しき神社である。

東山ひがしを一通り巡った後は帰り道であり直ぐ近くに在った主計町茶屋街を訪れた。こちらは浅野川沿いに立ち並ぶ町屋が全てだが、裏通り等は東山ひがしとは違った雰囲気が有って心が踊る様な場所であった。
 

⑨金沢の三櫓

⑩東山ひがし 二番丁

⑪宇多須神社

⑫主計町茶屋街

 
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 さて、昼からは富山県へと向かおう。富山城と高岡城とは、城好きには見逃せないのだ。
 
 
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