※今回の最高の一枚
631日ぶりに幼馴染さんに会ってきた。
―三島市(伊豆国)
今回もまた「久方ぶりだねぇ」なんてドラマ的なお約束は特になく、
「よぉ」だとか「やぁ」だとか、まるで何時もの時間に何時もの場所で当たり前の様に声を交わす。
初めての場所なんだけれどもね。
何時もと違う事と言えば、今日が幼馴染さんの誕生日である事と、
それから徐にカフェオレを渡された事くらいかね。
…もしや世に言う「餞別」とやらなのか、これは。んな訳ないか。
なんか今日は何時も以上に機嫌が良いらしい。
でもまぁ結局その後の行動ってのは何時もの通りと言って差し支えなく、何処に行くでも、
何を為さんとする訳でもなく、ひたすら話し続けていた。なんせ積もる話があり過ぎるんだし。
静岡にいるくせに小倉に帰って来いよだとか。
そん時は色んな所送ってもらうから車買ってねとか。
そうそう、「元気になったね、もう大丈夫そうだ」なんて言って微笑んでくれたのはだいぶ嬉しかった。
まあ絶対本人には言わんがな!!
そんで日の傾き始めた頃に、お互いの帰路に就いた訳だけれども、また手紙のやり取りするかとか約束交わして、今に至る。
あまり器用な2人じゃないけれども。
その日も幼馴染さんが言った「縁が切れる気がしない」って何時ものセリフが、その通りになりゃ良いな~とか、思ってる。
しかしまぁまた「年上」になってしまったんだなぁ。
過ぎ去りし月日の早さが、身に沁みるね。
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