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旅暦『まほろば』

―森を駆け、遺跡を求めて道を歩み、海を訪ねては潜る。尋ねる先は、日出ずる国。

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樗谷道中

※今回の最高の一枚
 バイト先の関係で樗谷公園という公園を訪れた。ここは鳥取東照宮という東照宮があり、市街地としては数少ないホタルの群生地でもある。今年6月の蛍狩りの写真と併せて紹介したい。
 
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 バイトの関係で児童の引率を行ったが、如何せんこの季節である。とてもではないが直ぐに体力を消耗してしまう。そんな訳で今回は、合間を縫っての慌しい撮影になってしまった。

場所は鳥取東照宮、平成23年までの137年間は樗谷神社と呼ばれていた東照大権現を主神とし平成25年度で350年の歴史を有する由緒正しい神社である。なお樗谷神社という社名の前は因幡東照宮と称されていた。
 
 そんな経緯の有る鳥取東照宮は樗谷公園の一区画に在る。他の区画には家族でちょっとしたピクニックが出来る良い場所である。嘗て使用されていた屋形船が設置されているだけではなく、自然休養林に近いだけあって多様な生物が居る。
 

樗谷公園

梅鯉庵

屋形船

鳥取市歴史博物館やまびこ館

 
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 鳥取東照宮は石畳の参道を有しており、苔や草のお陰もあって非常に神秘的な様相を呈している。
今回は参拝が目的ではなかった為、随神門にしか近付く事が出来なかったが、この随神門がまた非常に趣き深い。木造建築は年季を重ねる毎に渋み深みを醸し出す色合いに成ってゆくが、ここまで美しく醸し出しているものはあまりお目に掛かった事が無かった。
重要文化財である唐門、拝殿、幣殿、本殿はまた今度訪れた際にしっかりと見ようと思う。
 

鳥取東照宮 鳥居

御中門

社務所

鳥取県神社庁

石畳の参道

随神門

拝殿

唐門(中央左)と本殿(中央右)

探幽の井戸

 
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 そして散策道を登って太閤ヶ平の有る本陣山という山の自然休養林へ。
普段は非常に美しいお宮池は、何日か前までの大雨で完全に濁りきっていた。残念である。
然れども
 

小さな滝や清水の音は心地良く
山中に入ると木々の合間を風が切る
生きとし生ける数多の物等の息遣いがコーラスの様に奏で始め
目を閉じると人もまたこの自然の一部なのだと理解する

 
そんな世界に触れ合える。
 



東屋とお宮池

鶯の水

鳥取自然休養林

苔清水

みはらし峠付近からの眺望

 
 また来よう、そう思える場所なのだ。
 
-附録-
 

樗谷公園のホタル(平成25年6月16日撮影)

樗谷公園のホタル(平成25年6月18日撮影)



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